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悲しみとともに、野ウサギをハンマーナイフローターで撲殺する事件を報じる館長日記を拝見しました。 犠牲となった野兎の冥福を祈り、謹んで哀悼の意を表します。 ウサギは臆病だと言いますから、密生した草の中で窪地に身を伏せて、機械をやり過ごそうとしていたのかもしれませんね。
これとは全く異なりますが、私の住んでいる広島県の北部でも、相変わらずロードキルが多発しています。最も多い犠牲は昆虫類だと思いますが、カメやカエルも結構多数で、中にはタヌキやキツネや猫やアライグマなど、身軽だと思われるものも含まれます。また田んぼの中ではトラクターの犠牲になる生き物がいて、それらはやがてカラスやサギなどが持ち去ります。機械化の前には考えられなかった生命の行く末の形ですね。 心ある人の中には、このような犠牲の発生時期と野生生物の繁殖時期など季節的な特性とを結び付けて、できる範囲で様々な配慮をすると聞きましたが、実際にはなかなか難しいですね。でも、何か考えなければならないと思います。
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